講習会レポート1/19
冬季講習会初日であります。
- 中正について
師曰く「中正の『中』と『正』は陰陽の関係である。
『中』を求め過ぎれば『正』が崩れ、また『正』を求め過ぎれば中が失われる」
『正』より『中』を求めたものとして李老師が示されたのは熊形走圏でした。
直接見ないと分からないと思いますが、「ああそうなのか!」と理解出来ました。
言葉では上手く表現できませんが…喩えるなら多摩動物公園で見た水牛の歩みの様でした。
- 単換掌の変化(双扣双擺歩)
2008年の夏に学んだ単換掌双扣双擺歩?なのですが、要求が増えました。
師曰く「軸となる足は動かしてはいけない」。
また全体へ「俯いてはいけない」と注意がありました。
- 単鈎式走圏
基本的な要求は龍形と同じとの由。主な違いは上の手が陽掌に、
下に在った手が後に伸ばされ鈎手になる所です。
また微妙な部位では拇指の位置について。
- 単鈎式換掌
師曰く「シンプルに」。全体への注意は「歩法と手法の一致」です。
内的な質量が足りないので、容易に軸が揺れ動いてしまいます。
雑感:
特に姿勢を直されなくても(後で直されました)、
その場に李老師が居られるだけで走圏がグワッと辛くなります。
(内的な質量がズンと足まで落ちて、主に小腿が辛いです)
日曜と木曜、また毎日の自主練習でもここまで辛くはなりません。
普段の練習が甘い証拠ですね^^;