講習会レポート

新年の食事会、練習会と于志明師爺の印象

2012/1/7に李老師のご自宅で行われた新年会にて、于志明師爺の映像を拝見させて頂きました。 映像の中で、于志明師爺の双撞掌や両掌底を合わせた撞掌?で李老師が軽々と飛ばされるのですが、打たれた部位の反対側(背面)が「グッ」と盛り上がり、その後に弾け…

講習会&体験教室記録6/9〜7/10

6/9講習会 揺身掌第二変化 新しい掌法を覚えるのが難しい二つの理由―単換、三穿 空間認識と空間変化 手ではなく、身体で表現する 重要な二つの問題―風格と意識― 梅雨、夏と湿(湿邪)と精神の問題、解決策 夏と冬の練習方法の違いについて 関節を開く、その意…

講習会&体験教室記録5/8〜5/15

5/8 掌法の大架子と小架子について 気血のプロセス 順→活→聚 双換掌小架とそのポイント 八十八式八卦掌 5/12 天候と練習内容 順勢掌変化(小架?)の要求 下勢の目的 八卦掌における方向と哲学 鷹勢走圏 「提起精神」「気血入骨」 八十八式八卦掌 5/14 八卦掌の…

講習会&体験教室記録5/5-5/7

5/5 四字歌訣の講義、龍形走圏の新しい段階 単換掌と気血、精神の中正について 「大乗気象」の説明 馬貴派八卦掌に於ける呼吸と視線、その概念と方法 八十八式八卦掌 5/7 運動(武術)経験者が八卦掌を学ぶ際の問題点 気候と練習方法-対練 「放鬆」の目的と理…

四月講習会記録

4/7 季節による練習方法、春と血/肝/筋/風の関係 練神の理論と、その具体的方法(単換掌別法) 三空と實の関係 88式八卦掌(帯脈法) 八段錦のポイント 4/9 上半身は「単純に放松」ではいけない、その理由 馬貴先師の口伝、陰陽補完の理論、健康と中正の関係 単換掌…

講習会記録11/25

・八十八式八卦掌 氣ヲ将軍トシ、軆ヲ兵トス。 ・三穿掌(中盤) 伸びやかに眼鏡を掛け忘れて、三穿掌の手法がよく見とれませんでした…。

7/13〜7/25

2010年夏期李老師講習会が終了しました。今期は獅形走圏と獅形八法及び単双順の変化を通して圓転、勢について学習しました。また龍形と獅形の戦闘方法の違いを見せて頂きました。 易筋経講習会ではより深い理論解説と共に上盤・中盤の新しい動作と大起式を練…

講習会レポート6/24〜7/12

今期の講習会では、新たに獅形掌法を学んでおります。単勾式の際も感じましたが、龍形八大母掌に比べると動作が憶えやすいです(恐らくですが、板書等で変化の方向を明確に示されるのが一つの要因かと思われます)。易筋経の回では新たな動作を学習しました…

講習会レポート2/11

本日は体験教室です。 八卦掌とは 身法の運動≠肢体の運動 筋骨の運動≠筋肉の運動 気血下行の運動≠気血上行の運動 終始走動(ちなみに「走」は標準語で「歩く」という意味です。) 書き途中

講習会レポート2/7

単勾式と易、四正四隅の関係 単勾式走圏で鍛えられる部位とは 陰陽の原理を把握する−−−養生と武功の相互転換 師曰「易経に曰く、『欠けた所がある圓はかえって完全な圓となる』」

講習会レポート1/23

本日は体験教室です。しかし内容はハイレベル。 師曰「八卦掌は生命の要素を全て開き切る、故に非常に難しい」 龍形走圏 要求全身舒展、不可部分的舒展開きつつ合せる、伸ばしつつ集める、開いているから一つに合わさる。 開気血、開筋骨、開精神。 熊形走圏…

講習会レポート1/19

冬季講習会初日であります。 中正について 師曰く「中正の『中』と『正』は陰陽の関係である。 『中』を求め過ぎれば『正』が崩れ、また『正』を求め過ぎれば中が失われる」 『正』より『中』を求めたものとして李老師が示されたのは熊形走圏でした。 直接見…

講習会レポート(6)

冬の講習会も今日が最終日です。先ずは八大母掌について。 師曰「龍形八大母掌は八卦掌の全ての変化(身法・歩法)を含有している」後々に学ぶ熊形・獅形・単勾式・鷹勢…の各掌法も身法・歩法は龍形と同様との由。 八大母掌を学習する目的は 師曰「運動その…

易筋経講習会3

易筋経講習会最終日です。 先ずは易筋経的効用と洗髄経の関係、続いて伝統的修練と現代的運動の相違点について。 師曰「伝統的修練は生命の原則に沿っているが、現代的運動は沿っていない。」 生命の原則に沿って、生命そのものを修練する事を目的としている…

講習会レポート(5)

今日は磨身掌です。磨身掌は順勢掌と関連しており、その為順勢掌(母掌)、順勢掌(翻身掌)、順勢掌(変化)と学習した後、磨身掌(母掌)、磨身掌(変化)の練習をしました。 師曰「身法で最も重要なのが『低』と『竪(正)』。両者は同時に実現させなけれ…

易筋経講習会2

先ずは映像資料から。 李老師のパソコンのデスクトップは李少庵先師の写真です。これは85歳の頃の写真です。85歳にしては顔にハリがあり、また皺が見られない(!)のですが、これは馬貴派八卦掌の効能であるとの由。 また若い人でも出来ないほど非常に厳し…

易筋経講習会1

易筋経講習会初日です。 師曰「易筋を理解する方法として、先人が遺したのは勇(武)である。勇が成れば日常の動作でも自ずと武となる。」 ・陰陽之道 師曰「筋を易えるのに、筋・骨・肉を分けて練るのは間違いで、正しくは陰陽を整える事にある。それは即ち…

講習会レポート(4)

本日は揺身掌です。クッションの効いた床のお蔭で、自身の足元の緩さが自覚されます。 双換掌→揺身掌 順勢掌→磨身掌 気候と気血 師曰「八卦掌を練習するのに気温は問題とならない。寒暑厳しくても気血が集まり全身に巡れば、辛く感じなくなるからだ。但し風…

講習会レポート(3)

今日の内容は三穿掌です。 師曰「三穿掌(母掌)には重要な三つの動作があります。これらは穿掌とは直接関係していない。では何故行うのか。この三つの動作によって心身を穿掌に向いたものに易える為にあるのです」 金鶏撤膀 燕子撤剪 金鶏独立 ・名称につい…

それは若さ故に

仕事で行けない13日・15日は、参加したつもりで、普段よりキツめの自主練を行っています。 初日の歓迎の席にて、若い人の気血の性質について教えて頂きました。 『溢れるほどに多いが、不安定である』 気血の総量が多いので力が充実しているが、なかなか丹田…

八卦掌講習会(2)

師曰「中正には、 身法の中正 手法の中正 歩法の中正 があり、今までの講習会では手法・歩法の基礎である身法の中正に焦点を当ててきた」との由。 今回は手法の中正に注意して学習していきましょう、ということで龍形走圏を始めました。 手法の中正で注意す…

八卦掌講習会(1)

・理論−学習順序と原理の関係 学習順序 多くの動作を学ぶ→その本質を求める→中正を得られる原理 中正を求める→気血が養われる→筋骨が壮健になる→動作が完全になる動作の理解があっても正しい動作が出来ない(完全でない)のは筋骨に問題があり、 これを改善…