馬貴派八卦掌の効能

仕事で30キロ前後の電線(巻)を運ぶことが良くあります。
今まで台車に載せるか、前屈みでトロトロ運んでいたのが、
気付いたら手に引っ掛けて腰でスーっと運べるようになりました。


電線の重心と自身の重心を近くし、
身体を真っ直ぐにし、腕は形(フック)を作って、決して持ち上げない。
重さを垂直に足まで落として腰で動くわけです。走圏と一緒ですね。

これは凄く楽で、息は乱れない、疲れない…足は辛いですが。
ただ周りからは「上下動しないので不気味だ」と言われます。
…いや、それが大事なのです。



そういえば日曜教室で一緒に練習している群馬のMさんも
「腰で被覆が剥ける様になったんだよ」と仰ってました。


腕の力でなく、腰の力を養い、使えるようになってくる。
これは馬貴派八卦掌の素晴らしい効能だと思います。