八卦掌の健身効果

馬貴派八卦掌を学び始めて凡そ八ヶ月。
指や足首が太くなったり、体温が上昇したりといった身体の変化の中で最も大きかったのが
起立性調節障害の改善です。
中学生辺りからその傾向(起床時の血圧低下、仰臥或いは下蹲から起立で生じる強烈な失血感)があり、時間の経過により多少良くなっても気象条件やストレスで悪化したりと長い間悩まされてきました。
これが数ヶ月前の仕事上のストレスでさらに悪化し、日常生活がままならない状況(眩暈・低血圧)になった頃にちょうど当会が開始され「多少は良くなるだろうか」と思い参加させて頂きました。最初の数ヶ月(2008年3月〜5月)は練習中も時折眩暈に襲われたりしていましたが、その後は徐々に安定してきて症状も減り、7月頃にはほとんど症状が出なくなりました。



※『起立性調節障害』とは
<仰臥或いは下蹲時から起立した際に、血液が脳に行かず、所謂貧血状態を起こす症状>といったものです。通常ならば起立した際に小腿・大腿の筋肉及び血管が収縮して下肢の血液を上体へ送りだす等の脳への血流量が低下しないようにする調節機能が働くのですが、ストレスやホルモンバランスの変化(例に成長期)などで自律神経の働きが崩れるとこの調節機能に障害がでます。結果脳への血流量をうまく調節できず、眩暈や低血圧などの症状が出るわけです。



ここで考察。
何故八卦掌で『起立性調節障害』が改善されたのか。


×調整→○調節



<続く>