易筋経講習会その弐

「数回行ってるから」と三ノ輪駅を降り地図を見ないで会場に向かったんですが早速迷子になりますた。迷ってから地図見ても遅いさー…。サンパール荒川の周辺でウロウロしていると、SS1さんに遭遇。助かりました。んで、会場まで連れて行ってくださいにゃー…とついていくとアレ?
会場が変更になったようです。サンパール荒川で講習会開始。



易筋経---理法篇

師曰「易筋経は簡潔/簡単な言葉で書かれているが、その内容は非常に奥深いものがある…」
「易筋の方法が、明晰かつ細かく書かれている…」
のちに書きますが、僕が最も感銘を受けたのが「易筋経には練功における抽象的な部分が無い」なんですよね。
例えば「精神を雄大に、展開して…」この抽象的な要求は必ず「身体を大きく広げて出来る限り伸ばしきる」といった具体的な動作によって実現されるんです。ここが易筋経の素晴らしいところだと思います。以下続き。たまには少し真面目に(堅苦しく)かつ自分の頭の中を整理する為、門友の為に濃い目に書いてみます。


筋の功用

  • 連絡周身---全身を繋げ
  • 通行気血---気血を通じさせ
  • 提携運動---運動を補佐し
  • 助翼精神---精神の働きを助ける(良くする)

筋→気血、筋←気血

有形である筋の状態は眼で見て分かるが、無形である気血の状態は見る事が出来ない。二者はどちらかが一方的に影響を与えているのではなく、相互に影響し合っている、これが陰陽原理である。この陰陽を結ぶのは(橋渡すのは)膜であり、陰陽を易えるには膜を通じて易えていく。この様な理論を語るのは容易いが、実践するのは難しい。というのも、そもそもこれは自得する以外に原理を把握し実践する方法が無いからである。この原理を完全に把握し体現出来たなら、即ちそれは易筋経を学び終えたということである。
さて、実践において我々は問題を解決するだけで良い。というのは人間は本来“完全”であり、完全な状態から外れている原因を取り除けば良いからである。この問題は上盤・中盤・下盤を易える事で解決する。


中正と馬歩

気血を易える/練じるは中正に拠る。というのは中正によって気血が一つに集まるからである。
易筋経の姿勢は四平馬歩である。何故か。それは“四平”の名の通り中正、平行(註:両眼水平・両肩水平・両跨水平)による姿勢であり、最も中正を維持し易いからである。また最も中正を維持し難いのが走圏である。



易筋経---功法篇

三段功(馬歩と肩幅に脚を開いて立って行うのニ種)

  • 抱肘分肘式
  • 鋪天蓋地式
  • 鋪天蓋地式の逆回し
  • 圧掌的な動作
  • 乾坤旋転

動作は松(リラックス)では間違っている、また緊(力を込める)も間違っている、全ての動作は気血に拠って行う。四平馬歩では完全に座り切り、気血を全て落として行う。ゆえに上に伸ばす動作は非常に辛いものになる。

後で書き足します



八十八式八卦掌(易筋の原理で)

  • 途中までを数回
  • 最後まで数回通し

後で書き足します


※今日は本気で「英語憶えないとマズイな〜」と思いました。
※ざしきぼっこさんにご挨拶しました。同じ市内だったんですね〜。