会員制教室記録2


個人的な修正点です。


<熊形走圏>

胯を使って腰をより廻す、両目を水平に、頭部を傾けない様に。
頭から身体を起し、腰を端正に。


<龍形走圏>

熊形走圏と同じです。


<単換掌>

葉底蔵花では脇から差し伸べる手を見る事で頭部が傾いていたのを見て、
「視界をもっと広く、手ではなく真っ直ぐ前、先を見なさい」


<探掌、蓋掌>

全体に「足音を立てないように」



龍形走圏について。

師曰「中正をきちんと取ると腰に気血が集まる」
  「背面は腰を伸ばし、前面は胸を緩めて胃の辺りを寛がせる。空間を持たせる」
  「胃の状態が改善され、胃に溜まっている悪い気が出て行くと、肌が綺麗になる」
(李老師の話される「胃」は解剖学(現代)的な意味合いと
 中医学(伝統)的な意味合いの両方を含むのでは?と講義を聞いて思いました。
 ちなみに胃の調子が悪い時に走圏すると、ゲップが出て胃が軽くなります)



休憩前に御話がありました。
※ちゃんとメモ取ってなかったので間違いがあるかもしれません。

師曰「このような室内で練習した場合、一時間ぐらいたったら悪い気を出すために一旦窓を開けて、部屋を出て着替えてから5分ほど外の綺麗な気を吸ってから部屋に戻ってきてください。そうすると私たちが練習で発散したものがどういうものかわかるでしょう。このように八卦掌は身中の悪い物を発散する事が出来るのです!」

※実際、着替えてから部屋に戻ってくると、窓を開けて換気したにも関わらず、「むわっ」とした熱気とかいろんなものが篭っているのがよくわかりました。確かに伝統的武術には排毒効果があります!