会員制教室5/17

上映会
今回は対練特集です。どこを見るべきなのか、そのポイントの説明がありました。
変化、進退、身法、扣擺歩。



教室は予定では帯手(李少庵先師の絶招)の予定でしたが、初参加の方や初心者が半数近かったので熊形走圏、龍形走圏、単換掌、探掌、蓋掌を行いました。

  • 走圏の注意

「如何に身体を回転させるか」
「回転は容易に中正を失う」
「初めから厳格に中正を求める」
「全てが開かれた状態である事」(全身に気血が通じる状態)
丹田を得ようとして(目的として)走圏を行ってはならない」(因が中正→気血充実→結果が丹田

掌法の諸注意は前日に詳しく書きました。更に「中正」「両手の連動」が提示されました。

  • 探掌→半馬歩で弓を引くが如く構えた手は、走馬活携で抱えた手と同じ高さ
  • 蓋掌→耳の横から打ち出す

練習雑感。


女性の龍形走圏は、経験年数に関係無く非常に美しく見えます。男は肉が付いて厚みがあるからというわけではなく、なんというか軸線が凛と真っ直ぐで「スゥー」っとした、整った印象があります。「伝説の師姐」の逸話もありますし、女性と男性では軸の通り方が違うのかもしれません。