会員制教室5/16


熊形走圏、龍形走圏、単換掌、探掌、蓋掌、反背錘を行いました。


「単換掌の要求は探掌、蓋掌、反背錘の要求と同じである。原理原則は同じであって、新しい原理を学ぶわけではない」


単換掌、探掌、蓋掌、反背錘総じての注意は「手足同着」つまり腰を中心にして手足が同時に動き、同時に止まる、という事です。何人かは足が止まってから手を押し込む様に動かしていた(意図的?)ので、「それは違います」との由。


探掌での注意は、「余分な動作をしない」。
以前習った型では、最初の扣歩で上の手を下げていましたが、それが無くなり、そのまま打つようになりました。


「方向を明らかにする」探掌母掌では俯瞰するとT字になるように動きます。
蓋掌では「背中を左右に大きく開く(両手が一直線)」「力を入れる(なんとなく動作を行うのではなく、全身の力を発揮するように)「開く、合わせる」打ち終わった時、肩、背は開かれていて、同時に身体は合の状態にあること(前のめりにならない)


反背錘は「背中で発勁する」
反背錘は他門にも有るのですが、八卦掌ほどには自在に打てない、その理由は、「八卦掌は扣擺歩と身法であらゆる方向に発することが出来る」との由。



陰陽の原理と練習方法について



「曇天の日は身も心も重くなる。故に龍形を以って首を正し、精神を上に通す。精神を以って走圏を行う」