会員制教室5/19
本日は走直趟、熊形走圏、龍形走圏、単換掌、帯手を学びました。
師曰「走圏における二つの自然とは何か?一つは『順気血』、もう一つは『順筋骨』である。
走圏によって周身遍く気血が巡る、これ即ち『順気血』であり、
気血が周身遍く気血が巡ることで筋骨が順(滞り無い)になるのである。
気血を練るには先ず『中正』を礎にする。
走圏では頭手足身…全ての中正を等しく求めなければならない」
師曰「先ず身法を定め、次に歩法を定める。さらに手法を定め、最後に眼神(精神)を定める」
走直趟の注意
師曰
- 「一歩ごとに座る、沈める」
- 「足は地に固定されたように動かない」
- 「(股から)上は動かない」
- 「簡単な動作ほど難しい、という事を把握する」
単換掌の注意
「(漫然と)適当に動作をしてはならない」
帯手の注意
師曰「帯手は単換掌と同じぐらいに重要な掌法である。しかし非常に高度な掌法であり、
単換掌の功夫が一定の段階に達していないならば帯手で練るべき感覚を掴めない」
師曰「前に向かう力(単換掌)と後に向かう力(帯手)を把握する」
師曰「これはテクニックではない、功夫である」
健康面について。
師曰「近頃インフルエンザが流行しています。SARSが流行った時、私は北京に居ました。その時の経験から皆さんにお伝えしたい事が有ります。一つ、冷水でキチンと手洗いうがいをする。一つ、大きなくしゃみや咳が出たら冷水に塩を混ぜてよくうがいをする。一つ、疲れて練習する気にならなくても気合を入れて練習する事。それでも気が向かないなら冷水で顔を洗いましょう!」