会員制教室5/24
走圏の注意
- 「内外一致(身体は向かうべき方向に向け、精神は向かうべき方向を見る)」
- 「腰板硬起来、上鬆下緊」
師曰
「全身を緩めてしまったらどうやって立とうか?」
「自身の体重を何処に預ければいいのだろうか?」
「脚まで緩めてどうやって立とうか?」
「“緩めたもの”を身体の中心に集めてこそ、上を鬆にし下を緊にする事が出来る」
「緩めて下まで落とすも、腰はグニャグニャに緩めてはいけない」
「腰板を硬く、上を緩め下を締めよ」
単換掌の注意(より深く)
- 「軸線を明確にする(特に最初の扣歩で前に屈まない、傾けない)」
- 「旋転では確りと廻し切る(軸線が傾くと廻し切れない」
- 「一気呵成(動作を連続させる)」
- 「旋転では心を身体に置く。外に出さない(外に出すと前のめりになる)」
- 「葉底蔵花の扣歩を明確に、自然に行う」
- 「扣歩の大きさは一人一人体格に差があるので、丁度良い位置を見つける事」
「武術経験の長い人ほど悪い心の癖がある。
それは『打とう、打とう』という気持ちである。
(威力を出そうと前のめりになったり、身体ではなく手で押してしまう)。
これにより、他の長所が台無しになっている」
(一年半ほど学んだ程度の功夫では全く馬貴派の『力』は出せないと判ってきましたので、
とにかく地に根を張るように、身体を合にし徹底的に沈める、という事だけに留意しています)
採日精月華(易筋経より)
公園にて行いました。