会員制教室5/30


師曰「探掌、蓋掌、反背錘…といった単換掌から掌法では白蛇纏身を行う方法と雲片掌を行う方法の二種類がある。この雲片掌は東京では初めて行う」
「(数年以上の経験者に向かって)腰、小腿の功夫はよく出来てきた。次は手の運動を求めましょう」
「養生の観点から見れば足の運動と手の運動は同じである」
「世間で太極拳が喜ばれるわけは、一つに手の運動が豊富だからである。手の運動は精神の働きに作用し、行う事で気持ち、気分が良くなっていくという効果がある」

八卦掌にも豊富な手の運動があり、それによって精神の働きが宜しくない場合でも改善する事が出来る。しかしこれを行って足腰を鍛えなくとも良い、というわけではない!」



雲片掌  


雲を掻き廻すような動作なのですが、足腰の重みが足りず速度を落としてゆっくりやっても動作に振り回され身法が崩れてしまいます。これは開掌もしかり。しかし崩れぬように(モーメントを小さくする為に)動作を小さくするのは不可、あくまでで開く様に伸びやかに行わなければいけないとの由。


龍形

「練神導気」
「手が顔を護る、これは一般の考えである」
「猛獣は“神”で捕らえる」



単換掌

「一気呵成(手歩身法一致)」

「動作ではなく内実を求める」
(心に刻みます!)